VOICE

2018/10/18

 

「愛する皆へ」

最低でも一年。 

続けてきたLIVE活動を停止したいと思う。 

決断した。 

理由はいくつかある。 
ずっと応援してくれてるファンの皆には 
詳しく説明する義務があるのは理解している。 
俺はファンを何よりも大切にしているつもりだ。 
でもだからこそ、またいつかステージに立つその時にそれはきちんと言いたい。 

LIVE
活動の停止は決してネガティブな理由ではないからこそ、そうさせて欲しい。 

夢しかないと何度も言っている通り、俺はどんな状況でも自分を信じている。 
自分のメロディーや言葉を。 
信じてやれるのは自分しかいないんだから。 

子供の頃のハートのまんまだ。 

意思よりもイマジネーションは強い。 

思った自分は必ず手に入る。 

そう信じ続けて歩いている。 

だから皆、今は何も言わずに今後もリリース作品を楽しみにしていて欲しい。 
すべてにおいてさらにいい作品を作り出してみせる。 

でもここである意味ひとつの区切りといえば区切りかも知れないから 
お礼を言わせて欲しい。 
思えば長い間、毎年欠かさず多くとも少なくともステージをやり続けてきた。 

皆には感謝でいっぱいだ。 

本当にありがとう。 
心から感謝しています。 
最初は、「俺が!俺が!ROCKROCK!いいから俺のステージにこい!」 
そんな想いだけだったのが 
思えばいつの間にか皆の声に乗せられてここまで来れた気もします。 
それは最高の時間、最高のステージの数々でした。 

もう一度言います。ありがとう! 

次の景色はどんな景色だろう。 

来年は今よりもさらに新しいものを受け入れ、変化も受け入れ、探し続けて、 

そして怖がらずに変われる自分を作り上げたい。 

大きなBANDに在籍していた時 

俺は確かこんな様な事を言ったと思う。 

捨てる事の勇気を持とう
捨てなければ明日も何もない。 
怖がらずに変わりたい 

と。 

捨てるとはいわゆる「捨てる」ではなく、「変わる」という事。 
変わる事は進化だから。 
進化したいという欲望がなければ人は停滞する。 

それを立証する時がまたきたのかなとも思う。 

夢と自信しかない自分自身は壊れてはいない。 

鈴木慎一郎は最高の曲作るよね 

そう言ってくれる連中をもっと増やしたい。 

そしてそう言ってくれる人々をさらに元気にしたい。 
大きくしたい。 

夢はまだここにある。 

綺麗事だろうと構わない。 

俺は信じる。 

今は皆にそれだけを伝えたい。 

くさらず生きる。 

それどころか、燃えているから。 

LIVE
は止めても、それは次のすべての為。 

こんな不器用な俺ですが 

皆を心から愛しています。 

愛してるぜ。 

皆! 

幸せでいろよ! 

となりの大事な奴、幸せにしろよ! 

そして幸せを諦めないでね。 

どんなに苦労、挫折、苦難、悲しみ 

あったって 

道照らせんのは 

君自身だけなのだから 

俺の音楽を聴いてくれている皆は、 

どんな苦しくても 

誰かに頼り期待したり寄りかかる奴ではなく 

誰かに期待され、誰かを照らせる人で在れると信じています。 

だって鈴木慎一郎の音楽聴いてんだから!(笑) 

本当に 

最高の皆よ! 

ありがとう! 


鈴木慎一郎